MySQLのインストールを毎回自分で行う必要があるのは面倒です。
そこで、C#を使用でMySQLのインストーラーを使って自動でインストールを行うための方法を紹介します。
MySQLのインストール方法
手順としては下記となります。
- MySQLインストーラーのダウンロード
- MySQLインストーラーのインストール
- MySQL Serverのインストール
- 環境変数の設定
今回は、「1.のMySQLのダウンロード」と「2.」「3.」のインストールを行うにあたっての前準備をしていきます。
1.MySQLインストーラーをダウンロードする
まずは、MySQL Community Downloadsからインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードだけは手動で行う必要があります。
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「MySQL Installer for Windows」からフルダウンロード版の「mysql-installer-community-8.0.23.0.msi」をダウンロードします。
バージョンは今回は8.0.23のものを使用しています。
C#でのインストールについて
ダウンロードしたインストーラーを使用してインストールを行っていきますが、MySQLのインストール手順としては、
- MySQL Installer – Communityをインストールする
- MySQL Installerを使用し、コマンドプロンプトによりのMySQL Serverインストールする
とインストールをしていきます。
まずは、インストーラーである「mysql-installer-community-8.0.23.0.msi」と、Windowsのアプリである「コマンドプロンプト」を起動させるためのクラスを用意していきます。
プロセス実行用のクラスを作成
コマンドプロンプト、MySQLのインストールファイルをC#で実行させるためのプロセス起動用のクラスを作成します。
別アプリを起動するため、Processクラスを使いアプリを指定し起動していきます。
MySQLは管理者でインストールを行う必要があるため、管理者として実行を行うようにします。
public void StartProcess(string processName, string arguments)
{
Process process = new Process();
try
{
ProcessStartInfo psInfo = new ProcessStartInfo();
// 起動するアプリケーション名を設定
psInfo.FileName = processName;
// 管理者として実行させる
psInfo.Verb = "RunAs";
psInfo.UseShellExecute = false;
psInfo.CreateNoWindow = false;
// 引数を設定
if(arguments != "")
{
psInfo.Arguments = arguments;
}
// プロセスを起動する
process.StartInfo = psInfo;
process.Start();
// 終了まで待つ
process.WaitForExit();
}
catch
{
// エラー処理
}
finally
{
process.Dispose();
}
}
これでインストールを行うための準備はできました。
次回はMySQLのインストーラーインストールから環境変数の設定まで行っていきます。

C# MySQLを自動でインストールしたい!② Visual Studio でMySQL CommunityからMySQL Serverまでのインストール(コード付き)
今回は、MySQLの自動インストール手順の2.と3.を行ってきます。MySQLインストーラーのダウンロード
MySQLインストーラーのインストール
MySQL Serverのインストール
環境変数の設定

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