C# MySQLを自動でインストールしたい!① 方法概要とVisual Studioでのプロセス実行コード

C#

MySQLのインストールを毎回自分で行う必要があるのは面倒です。
そこで、C#を使用でMySQLのインストーラーを使って自動でインストールを行うための方法を紹介します。

MySQLのインストール方法

手順としては下記となります。

  1. MySQLインストーラーのダウンロード
  2. MySQLインストーラーのインストール
  3. MySQL Serverのインストール
  4. 環境変数の設定

今回は、「1.のMySQLのダウンロード」と「2.」「3.」のインストールを行うにあたっての前準備をしていきます。

1.MySQLインストーラーをダウンロードする

まずは、MySQL Community Downloadsからインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードだけは手動で行う必要があります。

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「MySQL Installer for Windows」からフルダウンロード版の「mysql-installer-community-8.0.23.0.msi」をダウンロードします。
バージョンは今回は8.0.23のものを使用しています。

C#でのインストールについて

ダウンロードしたインストーラーを使用してインストールを行っていきますが、MySQLのインストール手順としては、

  1. MySQL Installer – Communityをインストールする
  2. MySQL Installerを使用し、コマンドプロンプトによりのMySQL Serverインストールする

とインストールをしていきます。

まずは、インストーラーである「mysql-installer-community-8.0.23.0.msi」と、Windowsのアプリである「コマンドプロンプト」を起動させるためのクラスを用意していきます。



プロセス実行用のクラスを作成

コマンドプロンプト、MySQLのインストールファイルをC#で実行させるためのプロセス起動用のクラスを作成します。

別アプリを起動するため、Processクラスを使いアプリを指定し起動していきます。

MySQLは管理者でインストールを行う必要があるため、管理者として実行を行うようにします。

public void StartProcess(string processName, string arguments)
{
    Process process = new Process();

    try
    {
        ProcessStartInfo psInfo = new ProcessStartInfo();

        // 起動するアプリケーション名を設定
        psInfo.FileName = processName;

        // 管理者として実行させる
        psInfo.Verb = "RunAs";

        psInfo.UseShellExecute = false;
        psInfo.CreateNoWindow = false;

        // 引数を設定
        if(arguments != "")
        {
            psInfo.Arguments = arguments;
        }

        // プロセスを起動する
        process.StartInfo = psInfo;
        process.Start();

        // 終了まで待つ
        process.WaitForExit();
    }
    catch
    {
        // エラー処理
    }
    finally
    {
        process.Dispose();
    }
}

これでインストールを行うための準備はできました。
次回はMySQLのインストーラーインストールから環境変数の設定まで行っていきます。

C# MySQLを自動でインストールしたい!② Visual Studio でMySQL CommunityからMySQL Serverまでのインストール(コード付き)
今回は、MySQLの自動インストール手順の2.と3.を行ってきます。MySQLインストーラーのダウンロード MySQLインストーラーのインストール MySQL Serverのインストール 環境変数の設定

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